2018年6月 4日 (月)

上杉の家 断熱下地

建て方が終わったら透湿性の高い耐力面材でしっかり壁耐力を確保して、断熱下地に入ります。
壁は総厚420㎜の断熱材が入るのですが、柱間断熱120㎜+付加断熱300㎜となります。

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付加断熱は、はしご状に木下地を組んで断熱材をいれるようにしました。
こうすることで、熱橋を抑えられるとともに、
はしごの片側に面材を張る事で剛性も確保出来ます。

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断熱材が現場に届いたのですが、、、
部屋がすべて断熱材で埋まってしまい、それでも足りないため、
工務店さんの倉庫にも2/3くらい置いてもらうことになりました。
通常の家の4倍以上の断熱量はさすがに多いですね(笑)

今回使う断熱材は木の繊維といって、北海道の針葉樹を使った断熱材です。
これだけの量の断熱材を使うので、自然に還るものにしたいという思いとともに、
性能にこだわっていくと、自然のものが良いことに気づきます。
吸放湿性や吸音性もあり、
特に熱容量がグラウウール16Kの5倍以上というのは、
建物の温度変化の緩和に大きく影響を与えると考えています。

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次回はサッシの取り付け下地の工程に進んで行きます。


2018年5月31日 (木)

上杉の家 建方工事

上杉の家の建方工事ですが、
今回は久々にシェルターのKES工法という金物工法を採用しました。
今回はスパンをかなり飛ばしていて、壁もあまりなく、
許容応力度計算をすると隅柱の引き抜きがきつかったため、
金物が基礎と緊結しているKES工法としました。
金物工法なので、防湿シートの先張りもしやすかったです。

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屋根は通気と水平剛性を兼ねたアミパネル。
このアミアミの中を風が通りぬける一石二鳥の材料ですが、
なんと発注直後に会社が倒産してしまったため、
残念ながら最後のアミパネルとなってしまいそうです。。。
秋田の無垢材を使った良い工法なのでぜひ復活して欲しいところです。

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建方後は、ブルーシート完全養生。
断熱気密住宅では、これとても大事です。
よく雨ざらしの現場をみかけますが、
完成後すぐにカビだらけなんてことになりかねませんので、
水が入らないようにしっかりとガードします。
基本を忠実にですね。

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いつもと違うことばっかりで大工さんも大変そうですが、
黙々と仕事をして頂いて助かります(笑)


2018年5月30日 (水)

上杉の家 基礎工事

最近皆さんから、ブログ更新してないけど大丈夫?なんかあった?
と言われておりましたが、いつも通り元気に仕事しております!(笑)

ただただ忙しさにかまけてさぼっちゃってましたが、頑張って再開します!

上杉の家は、すでに建て方が終わってサッシ下地まで進んでおりますが、
基礎工事からブログを再開します。

土間下は、100mmの防蟻EPS断熱材を全面敷き込み、
基礎外側に280mmを設置しています。

大きな窓が入る部分は
窓下にコンクリートの蓄熱床を設置し、太陽の熱を蓄熱したり、
太陽がでていない時は埋め込みの温水パイプ(熱源は太陽光と薪)で床を暖めて、
放熱しながら木製トリプルサッシの窓廻りの微細な気流感を緩和するように
熱補強をしております。


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2018年3月19日 (月)

上杉の家 防湿シート+基礎断熱


基礎の底盤は真っ平らとし、シンプルで断熱施工もしやすい形状としました。

防湿シートは0.2㎜の厚手のもを使用し、すぐに破れないようにすることも大事です。

細かなところにも気をくばりながら現場が進んでいきます。

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2018年3月17日 (土)

「作業効率化」と「考える時間」

先日所内で3DCAD導入に関してミーティングを行ったとき、

当たり前かもしれないのですが、「なぜ導入するか?」と確認をしていました。

「作業効率」が良くなれば結果として「作業時間」は短縮されます。

短縮する事によって生まれた時間をどのように使うかが大事だよねと話が進む中、

「考える時間」の割合をもっと増やしていきたいねという言葉がでてきました。

事務所内には建て主様が見る事の無い図面がかなりの枚数存在します。

私たちは設計を進めていく際、いろいろな可能性を探り、検討し、図面としてまとめあげていきます。

そこには建て主様の「住まいに対する想い」は勿論ですが、

「意匠」「構造」「設備」「性能」において無限にある選択肢の中から、

最善の選択を建て主様と一緒におこなっていきます。

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図面を描いては赤ペンを入れ、時には手描きで実際の施工を考えながら検討を進めていきます。

1枚1枚、気持ちを込めて検討した図面はその枚数が多くなれば多くなる程、

最後に建て主様の想い、私達設計事務所の想いが沢山詰まった住まいとして姿を現してくれます。

3DCADの操作にはまだ悪戦苦闘中ですが、

1日も早くマスターし、今迄以上に「考える時間」を確保できるようがんばります!!

遠藤


2018年3月16日 (金)

上杉の家:基礎断熱工事


基礎立ち上がり断熱材が届きました。
現在、菊池事務所では、基礎下50㎜、立ち上がり100mmを標準使用としてますが、
上杉の家では、基礎下100㎜、立ち上がり280㎜のEPS断熱材を使用します。

それにしても分厚いです。(笑)
着々と進んで行きます。


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2018年3月15日 (木)

上杉の家:着工しました

3月になって暖かくなってきましたね。
上杉の家がようやく着工しました。

環境負荷が少なく、エネルギー依存も少ない家。
そして何より暖かく居心地の良い家。

上杉の家は、ドイツのパッシブハウス基準という
世界一厳しい省エネ基準をクリアすることを目指した住宅です。

「もったいない」という物を大事にする日本の文化はどこへ行ってしまったのか。
いつか壊れる便利な家電製品をどんどん生み出しては大量に生産し使い捨て、
24時間営業のコンビニのように、どこもかしこもエネルギーは使い放題で
3.11の後も未だに原発に依存しようとしています。
(原発は絶対反対です。はやくなくしましょう。)

30年前の住宅を改修しようとしても、
断熱材も少なすぎて耐震基準も古く、
まともに改修することすらままならず、
未だにスクラップ&ビルドを繰り返しています。
誰も住んでいない空家はすでに300万戸以上あり、さらに増え続けています。
(空家を価値のあるものに改修していきましょう)
(何年経っても価値が有り続けるような住まいをつくりましょう)

断熱材もいれてない、エネルギーがだだ漏れの寒い家を大量につくり、
太陽光発電を設置してエネルギーが少なくなりましたって言っています。
(断熱をしっかりしてから太陽光発電を設置しましょう)

狂いの少ないメンテナンスの優れた新建材はコストも抑えられ使いやすいですが、
木や土や石といった自然素材は、経年変化により何年たっても味わい深い佇まいとなります。

デザインもとても大切です。
意匠も性能も良くないと将来使い続けてもらえません。
居心地の良い空間で、落ち着いた佇まいとします。

自然な暖かさや涼しさは人を幸せにします。
太陽の熱で暖房します。
薪でお風呂を沸かします。
樹木の木陰から涼しい風を取り入れます。

そんな住まいをつくります。


まずは整地から。
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3DCAD導入に向けて

今月の始めから、新しいCADの導入に向けて所内で準備を進めています。

3DCADを導入する事により、

企画・プレゼンテーション・基本設計・実施設計を1つのデータで管理する事が可能となります。

テキストを読みながら操作方法を勉強して行きます。

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このCADでは平面図を入力し、高さ等の情報を与えてあげると

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自動的に3Dモデルを作成してくれます。

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実施設計を進め更に詳細な情報を入力していくと

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断面の構成まで3Dモデルで表現する事が可能となります。

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建主様に対して解りやすく説明する為のコミュニケーションのツールとして、

私達設計者に対しては現場との意思疎通、作業効率化のツールとして、

3DCADが大きな役目を果してくれると期待しています。

遠藤

2018年3月14日 (水)

こどもけんちく教室開催!

この度、仙台の建築家3名にてこども向けの建築教室を開くことになりました。

小さい子ども達にものづくりの楽しさを知ってもらいたいという思いと、

建築に少しでも触れてもらい未来の建築家に育ってもらえれば(笑)との思いで開催します。

楽しくものづくりができればと思っておりますので、気軽な気持ちで来て頂ければ幸いです。

予約制ですので、添付のアドレス宛に、

お名前、参加人数、ご連絡先を記載の上メールにてご連絡ください。

皆様のお越しをお待ちしております。

菊池

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2018年3月13日 (火)

オフィスビル改修設計


水に強く燃えないウィルウォールというレッドシダー材や、
国産のフローリングや屋久島の杉材、ドイツの高性能輸入サッシなど、
様々な商材を扱われているチャネルオリジナルさんの仙台事務所の新オフィスの
デザイン監修をさせて頂きました。

人と人がつながる場をコンセプトに、
様々なイベントをおこなえるイベントスペースや、
パソコンさえあれば誰でも自由に仕事ができるノマドスペース、
住宅の落ち着いた部屋をイメージした小さな小屋スペースで打合せもできる場をつくりました。

屋久島杉をふんだんに使ったなんとも贅沢でとても落ち着くオフィス空間となりました。
自分もこれからどんどん活用していきたいと思います。

フローリングや外壁の木材など、様々なサンプルを手にとって見る事ができますので、
お近くに行かれた際はぜひお立ち寄りください。


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