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2017年6月29日 (木)

断熱・気密施工技術エキスパート合宿会

今年の4月から月に一度、

住まい環境プランニングさん主催の

「断熱・気密施工技術エキスパート合宿会」

に参加してきました。

目的は、

①:施工技術を学び実際の設計に反映させること。

②:現場を監理する上で重要なポイントを抑えること。

③:施工の大変さ、難しさを体験すること。

です。

計3回に分けて行われた今回の合宿、

■第1回目は「建て方」

実際の工事現場で今回は勉強させていただきました。

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建物外周部の「梁」に「先張り」で「気密シート」を取付ます。

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取付が終わったら組上げていきます。

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合板を敷く際にも「パッキン」を取付け、梁と合板を密着させていきます。

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1つ1つの丁寧な施工が気密性能を高めていきます。

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そして、何よりも大事だと感じたのがこちら。

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養生です。

建物が雨で濡れないようにブルーシートでグルグルに囲っていました。

断熱材は湿気に弱いです、湿気を含んでしまうと断熱材として機能しなくなるのと

建物完成後、壁の中でカビが発生し人体に影響を及ぼしてしまいます。

そのような事が起きないように又、

建物の性能を十分に発揮させる為、

養生が大変重要だと学びました。

■第2回目は「サッシの取付け」

現地で施工方法説明後、実際に先張りシートの施工をさせていただきました。

内部の気密シートと外部の透湿防水シートを連結していきます。

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先張りシート施工完了後がこちら。

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サッシを取付けて施工完了です。

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丁寧に教えていただいたので、何とか問題無く施工する事ができました。

今まで参加していた講習会では見るだけでしたが、

実際に手を動かす事で、開口部周りの設計・施工方法をより具体的に理解する事が出来ました。


■最終回は「断熱材の充填」「気密シート張り」「気密測定」

最終回は覚える内容が盛りだくさんな3日間でした。

壁に入れる断熱材をカットし、充填していきます。

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充填後は気密シートを張っていきます。

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外の付加断熱部分も同様に充填します。

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外部は透湿防水シートを張り、防水・防風層を形成していきます。

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断熱・気密工事が終え、最後に気密測定を行いました。

気密測定士の資格を持つ現場監督さんが測定を行います。

緊張の瞬間・・・

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結果はC値0.21という、かなり気密性の高い結果となりました。

良い結果が生まれ、私達参加者もひと安心でしたが、

大工さんのホッとした表情が何よりも印象的でした。

今回、実際の工事現場で施工を体験させていただいて、

施工者の「技術力の高さ」もそうですがそれ以上に「意識の高さ」を感じました。

現場に入る職人さん一人一人が、「何故この工事が必要か?」を理解し、

当たり前のように工事を行っていたのがとてもすばらしかったです。

設計者、施工者でそれぞれ立場は違いますが、「良い建物を造りたい」という想いは共通です。

今回、合宿に参加し得た知識・技術を今後の「暖かい家造り」に活かしていきたいと思います。

endo

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