2017 米ヶ袋の家

2017年10月17日 (火)

米ヶ袋の家 外壁/内部造作工事2


内部の細かな造作も進み、
1-2階の吹抜け部分にある本棚もできあがってきました。


Dscf0638


本棚横の部分は換気設備のダクトスペースとして活用しており、
この上にせっこうボードが貼られ、塗り壁で仕上られます。

フローリング貼り方完了です。
(こちらは貼られる前のパインフローリング山。)

Dscf0601


素足でも肌心地良くやわらかなパイン材。
だんだんと飴色に近づいていく経年変化も楽しめる素材です。


Dscf0642_2


外壁色は、茶色の入ったシルクグレー。
マットな表情で、植栽の緑が映える色を選びました。


Dscf0644


外壁に、ハナミズキの木の葉が写り込んで柄のように見えました。
全貌は内側の白色塗り壁アール部分が出てからのお楽しみに。

先週打ち合わせにて、
小鳥と蝶々たちが訪れるお庭になるように、
建て主様・植栽屋さんと植栽を選定を行いました。

遠くへ飛んでいくことができる鳥が種を運び、
植物は地に根を張り、おいしい果実を差し出す。

鳥と植物の動けるもの動けぬものでぐるぐると循環する、
持ちつ持たれつな関係はとても興味深いものです。

今週末は、樹木畑で実物を見て選んで参ります!


saeki


2017年10月 2日 (月)

米ヶ袋の家  内部造作工事

10月に入りました。今年も早残り3ヶ月。

ブログは更新できずとも、
ほぼ日で通っている現場はばしばし進んでおりました!


Dscf0603


既存の金木犀もきれいに咲いていて、
甘い香りを深く長く吸い込みながら、
目眩く植物の変化は日々を豊かにしてくれるものだなと、
しばらく立ち止まって考えたりしてました。


Dscf0598


ただ今、内部造作工事が進行中です。

きっちりと組まれた天井の野縁。
コンセントやスイッチ、テレビ配線も決められた位置に落とされています。


Dscf0607


2階の丸くアールのかかった壁面の木下地。
できあがっている姿を見て、おー!と声を出してしまいました。


1分の1でアール定規をつくり、下地位置を追い出しながら、
外と内がうまくつながるように全体を調整しました。

神社仏閣お城まで木造どんとこいなベテランの大工さんと、
現場に行く度どうするか話し合っていたので、感慨一入。

せっこうボードが貼られ、塗装され仕上がっていくのが、
とってもたのしみな部分です。


空調換気・パネルヒーター用の配管もほぼ完了。
水回りの天井裏は銀色のダクトが張り巡らされています。


納まりにちょっとした変化球をつけるために提案して頂き、
採用にすることになったパネルヒーター用の温熱センサー。

Dscf0613

なんと配線要らずで温度を感知調整できるものなのです!

果たしてどんな仕組みなっているのだろうか…。
ハイテクでアナログなシンプルさは、
メンテもしやすく、とても良いバランス感。


見た目もすっきり素敵なプロダクトです。


さてさて10月からは心を入れ替えて、
ブログ無精も改善できればと思います。

saeki


2017年9月 5日 (火)

米ヶ袋の家 付加断熱/外壁工事

ようやくお天気が回復してきましたので、
付加断熱/外壁工事を一気に進めておりました。


青空に映える百日紅がとてもきれいでした。

Dscf0523


Dscf0521


断熱材を入れシート貼りを終えて、通気胴縁を施している段階。

今回の断熱仕様は、
120mmグラスウール充填断熱+105mmグラスウール付加断熱です。

基礎廻り10cm、天井面28cm、
壁4面20cmの断熱材で建物全体がぐるりと包まれています。


こうすることで、
夏は冷房の冷たい空気を、冬は暖房の温かな空気を閉じ込め、
熱を逃がしづらい魔法瓶のような室内環境をつくることができます。

断熱材やシートの間にできる隙間、なるたけなくすことが、
気密を取るということで、より熱の逃げにくい環境になります。

ただ、そうなると濁った空気が留まり、
新鮮な空気が入ってこなくなるのでは?という疑問が出てくると思います。

そこで使用しているのが、機械換気設備です。
新鮮な空気を取り込み、濁った空気を外に出すということを、
自動的に行ってくれる設備です。

そのなかで、新鮮な空気の温度を調節してから取り込むもの、
温度に加えて湿度も調節するものなど機械換気設備のなかにも、
種類がありまして、それぞれの場合に合ったものを選定しております。


加えまして、空気中の水分量(湿度)調整、
冷房暖房、窓サッシの性能などを合わせて考え、
その建物内部空間の温熱環境を計画していきます。


気候・季節的な条件も大きく関わるために、
温熱環境は生き物のようでとても興味深いです。

ごちゃっと書き連ねましたが結果的に、
より良い温熱環境にする=居心地良さをつくりだすことを目的です。


暮らす人それぞれにぴったりの見た目や性能の空間を
衣服仕立てるようにつくることができれば良いのかなと、
ぼんやりと考えていたりしました。

Dscf0533_2


事務所代表のデスクに温度湿度計が登場していました。

この感じは何度で何%だ!と野生の勘を育むべく、
空気の観察してみたいと思います。


2017年8月23日 (水)

米ヶ袋の家 超実践!断熱気密工事 施工実技講習会

お盆休みも明けまして、
長く続いていた雨も一段落してくれてほっと一安心。


一昨日、昨日の2日間、
設計士、工務店の現場監督さん、大工さんにお集り頂き、
超実践!断熱気密工事 施工実技講習会を開催致しました。

講師として、
施工指導の住まい環境プランニングの古川さん、島守さん、
設備設計のイーシステム株式会社の横山さんをお招きしまして、
進行中の現場で、断熱施工の仕方や納まりを丁寧にご指導頂きました。


1日目はグラスウール断熱材の施工。
午前中の講習で学んだことを即実践しました。

必要な道具は、
はさみ、マジック、タッカー、針、カッターです。

Img_4150


断熱材を切って、柱・間柱間に詰め込む。


言葉にしてしまえばシンプルで簡単なのですが、
ひとつひとつの工程で丁寧な作業と
ちょっとした"コツ"が必要とされます。


Img_4158


図面や写真では説明しづらい、
"コツ"の部分や根拠をその場で見たり聞いたりしながら、
今後にも活かす事のできる、ずっしりとした学びが得られました。

Img_4162

考え込まれた意匠の建築を手がけている、
設計サイドのみなさんが手を動を動されている背姿には、
さらに性能面からも建築を良くしていこうという熱量を感じ、
密かにワクワクした感覚を覚えたりしておりました。


2日目は、防湿気密シートの施工。
まず午前中は、古川さんと横山さんの講習です。

高断熱高気密施工の基本を、
設計・設備・施工の様々な角度から学びます。


実践⇔理論を行き来したお話は、とてつもない説得力です。

Img_4177


Img_4171

ちょうど屋根断熱の吹込みも行われておりました。
施工されている方に仕組みを伺うと、
もしかしてこんなこともできたりして…と妄想が膨らみます。

Img_4174

そして、午後からは防湿気密シートの施工を学びました。

Img_4184


Img_4183

古川さんと島守さんがサクサクと実演している作業も、
いやいやあんな手早くきれいには難しいぞ、しかも講義付き…、と心の中で思いつつ、
これまでのご経験が詰め込まれた材料の選び方や施工の手順には、いつもながら感服です。

たくさんの学びがあった2日間。
関係者の皆様、参加者様、建て主様、
ご協力して頂きましてほんとうにありがとうございました!


現場もとてもたのしいのですが、意匠屋の仕事もしなくてはと、
CGでダイニング照明の検討してみました。


色味やかたち、様々なパターンを検討し見える化して、
建て主さんとイメージ共有するCG作業もやっぱりたのしいです。


Photo

Photo_2

Ph5


やりたいことがたくさんです。


saeki

2017年7月27日 (木)

米ヶ袋の家  先張りシート施工・窓サッシ取付工事


盛岡から住まい環境プランニングのおふたりにお越し頂き、
窓サッシ先張りシート施工・取付工事をご指導頂きました。


シートの貼り方や留め方など、
やってみないと分かりづらい細まやかな処理を
実際に手を動かしながら、頭に叩き込みます。

Img_2583


つくる上で必要な情報がたっぷり詰まっている
施工マニュアルも作成頂いておりまして、
それを元に現場を進めていますが、
さらに現地でご指導頂く事で色々なことが補完されてゆきました。


Dscf0415


Dscf0418

Dscf0404


住宅は永い時間を過ごす場所です。


使いやすさやメンテナンスのしやすさなど、
見えにくいけれど大切なことを守るための納まりは、
ちょっと遠い未来へ向けた贈り物のように感じました。


Dscf0401


図面で考えてみて、現場でも考えてみて、
時折、手を使う。

設計と施工を行き来しながら、
最適解を探る日々です。


saeki

2017年7月18日 (火)

米ヶ袋の家 内部配管工事


外部の構造用合板を貼り終えまして、
囲われた部屋の感じが出てきました。


そのまま仕上にも使われることのあるこの合板は、
ざらっとした質感で、なかなか良い雰囲気です。

Dscf0378

こちらの合板の内と外に断熱材を入れていくことになります。


断熱材がピンク色なので、次は壁がピンク色に!

工程を重ねて行くうちに、
ころころと違った様相が出てくるのが楽しいです。

Dscf0386

Dscf0383


床下のダクトや配管です。
暮らしていく上でとても大切な設備たち。
見えないところでひっそりと生活を支えてくれています。

Dscf0393

ついでの植物観察で既存の植栽を見ていると、
葡萄らしきちいさな実がなっていました。

大きくなってきたらそのうち正体が判明しそうです。


saeki

2017年7月11日 (火)

米ヶ袋の家 筋交い・間柱・金物設置工事


とても暑い日々が続いております。

筋交い・間柱・金物設置工事が完了いたしました。
だんだんと空間が見えやすくなってきています。

Dscf0366


うまく切り取りたい景色がありまして、
座ったとき、立っている時と体勢を変えつつ、
墨出ししつつ位置を再確認しました。

Dscf0358


Dscf0375

現場で職人さんとお話する際には、
メートルではなく、寸尺基準なことが多いので、
カチッと頭のスイッチを切り替えて。

寸尺は部材の規格寸法に大きく反映されており、
慣れるとイメージしやすく、
とても使いやすい数値であったりするのです。

昔と今のつくりかたの違いとこれからを大工さんとお話しながら、
積み重ねられてきた方法と現代に生み出された方法の
いいとこ取りをしていけたらなと考えたりしていました。

現場学び多しです。

saeki

2017年6月29日 (木)

米ヶ袋の家 屋根板金工事・らせん階段取付工事

本日は屋根板金工事、
らせん階段取付工事が行われておりました。


Dscf0303


Dscf0307


雨じまいの関係で寸法が大きくなってしまう箇所を、
すこしでも薄く見せることができればと考えた納まりで、
軒先の板金を加工して頂きました。


ちょうど職人さん方の休憩中にあたりまして、
道具のお話など現場はとても興味深く、
ついつい長居してしまいました。


Dscf0305


S0010310

こちらは、金物取付中のらせん階段です。

なるべく細くふわっとした印象にしながら、
安全にのぼり下りができるようにと、
金物屋さんに詳細図面を描いて頂き、
何度も調整して形になりました。


手を動かしてつくれない身なので、
何かを手でつくることができる方々は
ほんとうに素敵だと思います。


基礎⇒金物⇒大工⇒塗装
とらせん階段ひとつ取っても4段階。


分業制だとすべて完成後した姿を
なかなか見られないとのお話を伺いましたので、
すこしづつ写真あげて参ります!

saeki

2017年6月26日 (月)

米ヶ袋の家 上棟式


米ヶ袋の家の上棟式が執り行われました。

お天気にも恵まれてすこし汗ばむ陽気の中で、
現場監督さんに式を進行して頂きました。


Dscf0292


祭壇には、弊芯棒と扇飾り、野菜やお酒、お餅、
朝市場に上がったばかりのとても立派な鯛も!


Dscf0283


その後はお話をしながら、
おいしいお弁当やおやつを頂きました。


Dscf0295


さりげなく選ばれているものがとてもすてきで、
ほくほくした気持ちになっておりました。
娘さんたちのお手伝いの姿も可愛らしかったです。
ほんとうにありがとうございました!

気持ちをまた新たにして、
安全第一で現場を進めていければと思います。

Dscf0298


Dscf0299

屋根もルーフィングまで敷き終わりました。
風が抜けて、とても気持ちよい(すこしだけ怖い)空間。
空が高いです。


構造躯体はほぼ完了。
屋根、外壁まわりと進んでいきます。


saeki

2017年6月24日 (土)

米ヶ袋の家 屋根工事


米ヶ袋の家、屋根工事に入ってまいりました。

高さ6mほどの足場を行き来すること4日目。

隙間をシールで埋めるという役割を頂き、
屋根の上を、動くいてみるものの何もかもスローに…。

撮った写真はピンぼけかフレーム定まらず…。


職人さんたちが手を動かす姿を見ていますと、
設計にフィードバックできる部分もたくさんあるので、
上って上って上って慣れていこうと思います。


ブルーシートでしっかりと養生された
建物内部は光の感じがすこし不思議な空間になっています。

これだけきちんと囲って頂いているので、
雨風吹いても安心です。

Dscf0257

Dscf0275

Dscf0265


建て方前に設置されたらせん階段も何やら青し。

Dscf0261


完成イメージはこのような感じです!
(※遅くなりました。初期の模型のため多少変更ありです。)

四角い箱のまんなかをアールでするりとくり抜き、
その凹凸で、共有と個別の空間を構成しています。

ふわりと浮いた2Fのリビングと吹抜けは、
光と外と内の変化にあふれた
たのしい風景を交わる場所となりますように。


Dscf0282

梅雨を迎え、紫陽花の季節です。

Dscf0270


saeki

フォト
2017年10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

最近のトラックバック

最近のコメント

無料ブログはココログ